最近はまた宮沢賢治の文庫を読んでいる。
「注文の多い料理店」 注文の多い料理店、山男の四月、ひかりの素足、茨海小学校 とか短いのがたくさん納められている文庫。 先日、何があったのかもう覚えてないけど、 若干気持ちが弱っていた時に出してきて寝る前に適当に読んでいたら、 「おまえたちの罪はこの世界を包む大きな徳の力にくらべれば 太陽の光とあざみの棘のさきの小さな露のようなもんだ。」 というところで、 少し安心した。 そうだといいけど・・・どうでしょう。。。 ちなみに、宮沢賢治といえば私は「グスコーブドリの伝記」が好きなのだけど、 今ネットで題名の確認をしたらば、 今年の夏に映画が公開されるというニュースを発見。 前にも映画になっているらしいけど、 そういえばちらっとテレビでやっていたような・・・ でも見なかったな、残念ながら。 本だとオリザの畑の描写がとっても長いバージョンとそうでもないバージョンあるよね? 長いバージョンは読んでると段々と辛くなってくるんだよな。 ペンネン先生の飛行艇(?)とか雨を降らせる飛行船(?)とか、 あのへんはとても楽しい。 それに「猫の事務所」も昔は好きだったのだけど、 最近また読んでみるととても切なくなってしまった。 いじわるしてしまうのも分かるし、それがいけないのも分かるし、 窯猫がとても綺麗な心なので、 胸がきゅっとなる。 今読んでいる中に「鹿おどりのはじまり」があって、 これは楽しくてとても良い。 宮沢賢治を語るには随分と力不足なので、 いつかまた練りに練って感想を述べましょう。
by allie-hina
| 2012-03-21 23:20
| 本のこと
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